私の空

空を見上げるとある光景が浮かびます。それは...

北海道巡り 2024.5 No.2 さんふらわあ〜苫小牧 2日目

夜明け時のもやっとした晴から一転、すっきりと青空になった。船は太平洋を三陸海岸に沿って北上。陸地に近ければ電波は届くので、その時はスマホも使えるが、一般的には途切れ途切れに。どこまでも海が続く。

船内の人も少なめだ。深夜便は、トラックドライバーが多いからなのか、一般乗船客は少ないのかもしれない。

深夜便の船内には食べ物は自動販売機しかないので、陸上で3食まとめ買いをした。そして、外の景色を見ながら食事をする。

 

いろんな場所から海を見ることができるが、時々、船上に出て海を眺めてみる。しかし、外はとても風が強く、風よけもなく、なかなかのんびりいつまでもというわけにはいかないので、

また中に戻り、持参した本などを読みながら長時間を過ごすのである。車で行くのとはまた違ったゆったりとした時間が流れている。

苫小牧には午後8時に着く予定なので、その前にお風呂を済ますことにした。そこはまるで古い銭湯のようだ。景色は残念ながら、湯舟に浸かっては見ることができない。立てば見えるが、まあ、そんなものなのだろう。

ちょうど苫小牧に着く7時過ぎ頃は日没の時間だ。そして、船上から海に沈んでいく太陽を見ることができる。

苫小牧港に到着だ!

下船後、夜の暗い道を車を飛ばして今夜泊まる道の駅に向かう。土地感のない道とスピードを出す道民、動物の出現を心配しながら、愛車で走っていく。暗いので、余計に不安をあおられる。景色も見えないので、まだ北海道の実感はわかない。ただ違うのは、夜の気温が寒いことだ。

2日目はこうして終わる。