宗谷岬を出発し、稚内市内を経由して、もう一つの先端にあるノシャップ岬に向かった。
空はさわやかに晴れ渡り、ロシアまで見えそうな気がする。
北防波堤ドームの前を通り、道の駅稚内に。ここは稚内駅も兼ねた最北の中心街で都会だ。最北端のお土産などを買い求めた。
短い滞在であったためか、名残惜しく、稚内の絶景をあとにした。天気にも非常に恵まれて快調に海や緑を見ながら、走ることができた。
オロロンラインを突き進む。オホーツク海側のエスヌカ線もそして、日本海側も素晴らしい景観が広がり、心に残る。
どこまでもという言葉がふさわしい。
本当にこの先、なにもかもがどこまでも続いているように見える。
札幌方面にできるだけ南下しようと、目標を留萌に定めた。
道の駅留萌にて
こうして、稚内で北海道を折り返し、更に旅を進める。
いろんな風景を見ていると、どんどん新しいものに上書きされていく。だから、目に焼き付け、帰って写真を見るたびに、自分と風景を重ね合わせる。
せっかくの景色を忘れてしまうなんて、もったいないから。
